意識高い人と低い人。意識低い人はなぜ意識高い人を叩くか。
世の中には、能力がないくせに意識だけ高い人を「意識高い系」といって貶す人がいます。口だけは達者でやることは空回りしているのだから、貶されるのだと思いますが、じゃあなぜ意識高い人は叩かれるのでしょうか。
「意識の高さ」「能力の有無」を組み合わせ4通りのパターンを作ったときに、世間に役立つ順番に並び替えれば
1.意識が高くて能力のある人
2.意識が低くて能力のある人
3.意識が高くて能力のない人
4.意識が低くて能力のない人
になるのは反論の余地のない事実だと思います。
この順番を見れば分かるように意識の低い人は意識の高い人よりも下位に属しています。意識低くて能力のない人とか、もうやる気あんのかって感じですよね。
さて、ここで意識低い人は劣等感が芽生えます。2位の意識低くて能力ある人は、1位の意識高くて能力ある人が妬ましくてしかたありません。「くそ、オレだって能力あるのにあいつばっかり目立って!」と。意識高い人は自分アピールも上手だから意識低い人よりも目立ちます。意識低くて能力ある人は、1位の意識高くて能力ある人には適わないのです。
そうなると2位の劣等感の怒りの矛先は3位の意識高くて能力のない人に向きますよね。だって意識が低いから向上心がないんです。相手の足を引っ張ったり、出る杭を打つことに全力を注ぎますから。
「意識高いくせに能力がないなんて価値ないじゃんプゲラ!!」
そこに意識が低くて能力のない4位の人も、自分のことは棚にあげて、2位の人に便乗して3位の意識高い人を叩き始めます。意識の低い人は"自分"というものを持っていないので右へならえで便乗するのが得意ですからね。それで自尊心を保ちます。
そうなるとフルボッコにされるのが、3位の「意識が高くて能力のない人」になります。
2位と4位が3位をフルボッコにして1位は高みの見物してるの図
ここから言えることは、「意識が高くて能力のない人はフルボッコにされる」ということと、「意識が高くて能力のある人が結局は最強」ということです。あとは「意識の低い人は陰湿」ということですね。